2015/01/12

言わないけれど。

たまには毛色を変えた小話。
蓮キョ関係ございません。




最初は気に入らなかった。
所帯臭いし、演技に関しては素人の癖に油断ならないところもあったし。
なるべくなら関わらないでおこうと思ってた。

けれどあの時。
逃げ腰な私の頬をひっぱたいて、目を覚まさせてくれた。
ぼろぼろになるまで立ち向かうことの大切さを教えてくれて、一緒に戦ってくれた。
いつの間にか側にいることが気にならなくなって……むしろ離れていくことが怖くなった。
飛鷹君との演技に失敗して、女優生命が危ぶまれたときだって助けられた。
面と向かっては言えないけれど、感謝してるのよ?

********

最初は大嫌いだった。
私と同じように過去の影を切り離すのに苦労している姿を見て。
同じ目に遭って、つぶれてしまえばいいと思っていた。

けれどあの時。
あっさりと過去の影を引きはがしただけではなくて、私に大切なことを気づかせてくれた。
あなたの言葉は弱った患部に浸透していく薬のよう。
私のことを「すごい女優だ」なんて言ってくれるけれど。
欲しい言葉を必要な時にくれるあなたこそがすごい人。


********

同じ道を目指す限り、ライバル。
譲れないものもある。

けれど。
困っているのなら、力になりたい。
いつも背中を押してもらうばかりだと、フェアじゃないもの!

たった三人しかいないラブミー部員だから、じゃなくて。
親友、だからね?


【END】
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本誌がキョコさんに辛い展開になっていきそうなので。
モー子さんとちおりんが力になってあげたらいいのになぁ、とふと思ったので。

結局何がいいたかったのかよく分からないけれど、たまにはこういうのもよかろうて。
次回更新は再録です。

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